滋賀県(しがけん)は、近畿地方北東部に位置する日本の行政区画及び地方公共団体。内陸県の一つです。
日本最大の湖・琵琶湖を抱え、緑豊かな山々や田園風景、歴史ある寺社や戦国時代をはじめとする歴史情緒が残る町並みにふれ合うことができます。
歴史的建造物を活用した「黒壁スクエア」や、昔ながらの「近江八幡水郷巡り」のほか、琵琶湖を一望する山岳リゾート「びわ湖テラス」、話題の複合施設「ラ コリーナ近江八幡」など若者に人気のスポットもイロイロ。
定番だけじゃない穴場の観光地も巡れば、滋賀の幅広い魅力を満喫できます。
アイアシェッケ
サブレ生地の上に、ラムレーズン入りのクリームチーズ層、バターとカスタードクリームの層にそぼろ状のクッキーをトッピングした4層仕立てのチーズケーキ。
「ドゥブルベ・ボレロ(W.Bolero)」は、滋賀県守山市にある有名パティスリー。「アイアシェッケ」は、お店の人気です。
アイアシュッケとはドイツの東部「ドレスデン」地方の濃厚なチーズケーキで「アイア」とはドイツ語で「卵」、「シェッケ」は「まだら(の動物)」という意味
濃厚なまったりクリームチーズの味が口に広がります。
それぞれの4層の味と食感が組み合わさって新食感が味わえます。
生チーズケーキ
「湖のくに生チーズケーキ」は、滋賀の酒蔵のうち、6つの酒蔵の酒粕を贅沢に使った生チーズケーキ。
水系により異なる味わいの個性豊かな酒粕がクリームチーズとともに熟成され、新たな香りと味わいが生まれました。
工房しゅしゅは、滋賀ならではの“モノ”や”コト”を含め、地域が育み醸しだした“恵み”を使い、美味しく語らいの生まれるお菓子をひとつひとつ丁寧に作っています。
酸味があるもの、ふわっと柔らかく香るもの、蔵元さんによって、酒粕の味の違いがあるのがよくわかります。
“利き酒粕“ができるのも、美味しい地酒から生まれた良質でフレッシュだからこそ。
酒粕の発酵が進んだ賞味期限ギリギリで食べるのこともオススメひとつ。
チーズと酒粕が馴染み、まろやかで奥深い味になるそうです。
バームクーヘン
ゆらゆらと揺れるほどに柔らかく、しっとりと深い味わいのバームクーヘンです。
昔ながらの手焼製法を守りつつ、たしかな職人技で一層、また一層、 丹念に焼き上げたクラブハリエのバームクーヘン。ブームの火付け役となりました。
また、バームクーヘンの丸太そのままに見せる斬新なスタイルは 「ショップ・イン・ファクトリー」の先駆けとなりました。
気温や湿度に応じて炎の強さを調整しながら、指先の感覚をとぎすまし、色や香りのわずかな変化も見落とさないように集中して焼きすぎず、できるだけ水分を残すように一層一層の生地を焼き重ねています。
バターたっぷりの香ばしい味わいとほのかな甘みが特徴で、シンプルでありつつ飽きのこない味わいです。
糸切り餅
多賀町多賀大社の名物。あんこを包んだ細長い餅を糸で短く切ったもので白地に赤と青の3本の線が入っているのが特徴の和菓子です。
「糸切餅総本家多賀や」は、多賀町の歴史と共に歩んできた老舗であり、「糸切餅」の昔からの作り方などの伝統を守りながら、新しい物も取り入れていく「不易流行」を大切にされています。
もち米だけで作った餅で、自家製のこしあんを包み込み、それを細長く伸ばして糸で丁寧に切られた、繊細な和菓子。
原料は米粉となっており時間がたつと固くなってしまうので、あまり日持ちがしません。
焼くか蒸すと柔らかくなり美味しく食する事ができるそうです。
でっち羊羹
竹皮に包み込み蒸した昔懐かしいお菓子です。
海のない近江では手に入りにくかった寒天のかわりに、小麦粉をつなぎに使用した羊羹です。十勝産小豆のこし餡と、砂糖、小麦粉を練り合わせ、上質の竹皮で手包みしたのちにじっくりと蒸し上げています。
文久三年の創業以来、「でっち羊羹」発祥の店として、変わらぬ工程を守り続けています。
日々一定ではない気温や湿度、竹皮の厚みなどにより、練り加減や蒸し加減、包み加減を、職人の手によって微調整しています。
竹皮の香りをまとった上品な餡は、小豆の味を引き出したあっさりとした味わい。懐かしさを感じる素朴な甘さが、お口の中でほろり溶けます。
天然の竹皮を使っているため、一つひとつの包装も同じものがありません。
ふなずしパイ
琵琶湖の名産「ふなずし」をパイにしました。パイ生地に入れて焼き上げたものです。
「ふなずし」のイメージから酸味と塩味を生かして甘味を加えずに作ってあります。
ふなずしの旨みと栄養がいっぱいつまったふなずしパイは、栄養価がとても高いのです。
ワインやビール、コーヒー、紅茶等にも合うと言われ「大人の味」でスイーツというよりもお酒のおつまみという感じです。
くう
くうは、滋賀県長浜を中心に5店舗を展開する菓匠禄兵衛と、インテリアデザイン事務所・トネリコがコラボした最中です。
菓匠禄兵衛は、創業80余年の歴史ある和菓子店です。
和菓子の伝統を大切に守りながら、新しいスイーツの形を作りだしました。
ドーナッツ形をした最中は、こしあん・桜あん・黒胡麻・よもぎと、4種類の味が楽しめます。
餡と皮を密封個包装にしているためいつでもサクサクの食感をが味わえます。
まとめ
滋賀県のスイーツはバラエティーにとんでいました。
親しみやすい昔からあるような、新鮮さがあるような、どんなふうにみえるお菓子はどれもシンプルで可愛いお菓子たちでした。