結婚を意識して決めるまで、あなたはどれだけの期間をかけますか?かけましたか?
お互いのことを全て知りつくすことはそう簡単ではなく、時間もかかります。
時間をかけてお互いを理解しあっても結婚してからも今までの知らなかった相手の部分を発見します。
私は結婚するまでに交際期間を2年半経て結婚しました。
母の知人からの見合いのような紹介のようなカタチでした。
おそらく母の知人は付き合い期間が「長すぎない?」と感じていたでしょうね。
付き合う期間が浅くても幸せに結婚生活をされている人もいますし、逆に長い付き合いをしていても結婚してすぐ別れる人たちもいます。
友人は10年の交際期間で1年未満の結婚生活でした。
失敗してもまた次があるとはいうものの、後悔しないためにはお互いに相手を十分に知ってからでもいいと思います。
身近の知人はお見合いで半年くらいで結婚し、新婚当初から二人の仲がギクシャクしてきたそうで、その理由は相手のいいところしか見ていなかったために、結婚後に嫌な部分がみえてきたそうです。
相手を知ることで、どこまで許せる?
付き合いはじめは自分を良く見せたくて自分を偽ることがあります。
嫌われたくない一心でできないことも無理したり、ほんとの自分を見せられずにいたり。
結婚を意識始めた時からさりげなくチェックを始めてみてはいかがでしょうか?
ストレスが感じない性格?
暴力的でない?
怒ったときはどうなるの?
何が好き?何が嫌い?
変な趣味はない?
金銭面はどう? 的なチェック項目は無限です。
それをどうチェックするかはあなた次第。
婚姻してから、「絶対無理~~」ってことにならないために。
実 例
私の母は式を挙げたその夜に父親の抱えていた借金のことを聞かされ、その後もずっと父親の浪費癖に悩まされ離婚しました。私たち姉妹を引き取り、養育費ももらえずに大変苦労していました。
昔読んだ雑誌に、かって流行った「3高(高身長・高学歴・高収入)」の彼と結婚し浮かれていたものの、新婚旅行に黄色い幼稚園帽子を持ってきて「これをかぶらないと寝られない」と言ったそうです。あまりにも強烈すぎて今だに覚えています。
~チェック項目の今と昔~
私の時代は相手の友人を見る、旅行をしてみる、といったこともありましたよ。
相手の友人から性格を聞くのもいいでしょうし、友人をみてわかることもあります。
旅行は知らない場所でトラブルが生じた場合の対処によって相手の人間性がわかります。
近頃は結婚前の「同棲」もいうのも、と少しうなずけますねぇ。
ストレス社会からくる生活への影響
「○○ハラスメント」という言葉も50個弱もあるそうです。
社会の歪みの中でそれぞれがストレスを抱えながら暮らしています。
それによって精神的にダメージを受けて生活に困難を生じる人が年々多くなりました。
結婚前は優しく信頼できた相手でも、結婚した途端にガラッと性格が変わり暴力的になったり、暴言を吐くようになったりする人もいるようです。
相手がそうなった場合、自分はどう思い、どうできるか、ということも考えておかねばならないことの一つだと私は思っています。
私は2年半の付き合いの中で「この人の横にいれば何かあっても大丈夫」「介護も私はできる」と確信をし、結婚しました。まだ、後悔はありません。
21年結婚生活をして言えることは「苦」も「楽」も平等にありました。周囲をみてもみんなそうです。
それが「結婚生活」だと思います。
2度、3度の結婚や離婚の繰り返しも「運が悪かったね」から「本人の見る目がない」と思われるようになります。
そうならないためのも、キチンと自分に合った相手を自分の目で選びましょう。