長崎県は九州の西海岸にあり、火山、森林に覆われた沖合の島々、温泉地で知られています。県庁所在地の長崎市は 1945 年の原爆投下によって被害を受け、その惨禍を記す平和記念公園や原爆資料館があります。
歴史的な建造物やグルメに温泉、絶景の自然やレジャーが満載で旅には最適なスポットです。
ちゃんぽん、皿うどん、佐世保バーガー、トルコライス、カステラ、といった知名度が高いグルメが多くあります。
カステラ
寛永元年(1624年)徳川三代将軍家光の時代に創業。
伝来の古法を守り丹精込めて焼き上げる長崎カステラは永年にわたり愛される伝統の味わいです。
手間を惜しまず、今なお熟練の職人による「手わざ」で作られている福砂屋のカステラ。
保存料を一切使わず、厳選した素材の味を生かした懐かしい風味は、幅広い年代の方々に支持されています。
長崎のカステラの本家と言われる福砂屋では伝統の製法にこだわり、今でもミキサーを使わない「手わざ」でカステラをつくり続けています。
ぽると
洋菓子のビスケットで和菓子の羊羹を挟んだ和洋折衷のスイーツ。
柚子風味の羊羹がビスケットになじみ、少ししっとりとした食感と柚子の爽やかな風味が特徴です。
壱岐産の柚子を100%使用し、独特な風味があります。
昔ながらの甘いお菓子でご年配の方に好評です。
名前の由来である「ポルト」はポルトガル第2の都市で鎖国時代に出島を通じて長崎と関係が深かったことから現在も長崎と姉妹都市。
パッケージにはポルトガル独特のタイル「アズレージョ」の柄が使われています。
かんころ餅
さつまいもともち米で作るお餅のお菓子で、とても懐かしいやさしい味わいです。
五島列島の名産品で、五島産のさつまいもを輪切りにして湯がき、天日に干した「かんころ」を餅と合わせてついたもの。
食べ方は薄くスライスしてトースターやフライパンであぶって食べます。
さつまいもの甘みがあるので、何もつけなくてもとてもおいしく食べれます。
おすすめの食べ方はバニラアイスを添えて食べる方法。あたたかいかんころ餅の上にバニラアイスを乗せるとアイスが溶けてまるでハニートーストのよう。
かんころ餅の新しい食べ方としてひそかにブームとなっています。
フクサヤキューブ
伝統のカステラをキュートでポップなキューブ型のBOXに詰めた商品です。
伝統のカステラ作りを続ける老舗「福砂屋」が上質な素材と職人の高い手技による手作りのカステラにこだわり、長崎カステラ伝統の風味を守り続けています。
「フクサヤキューブ」は、カラフルなカラーバリエーションで、ちょっとしたギフトやお土産に人気の商品です。
カステラの底にあるザラメのシャリッとした食感がアクセントになっていて。手が汚さず食べやすくなっています。
季節や地域ごとにパッケージのカラーバリエーションが異なります。
雲仙野菜プリン
長崎県雲仙市で栽培された野菜やスイーツの風味がいきたプリン。
雲仙市の旅館「旅館 松栄」が販売しています。
じゃがいも、雲仙茶、にんじん、さつまいもをはじめ、ゴーヤ、パプリカ、ナス、八斗木ネギなど、その時期の旬の素材を使って、各素材ごとにすりおろしたり、蒸したりと、個別の製法で作られています。
着色料や保存料を一切使っていないため、子供からお年寄りまで、安心して食べられます。
茂木ビワゼリー
長崎名産「茂木ビワ」をまるごと1個優しくゼリーで包み込んだ贅沢なデザート。
長崎県は「びわ」の生産量日本一で、名産品です。
南向きの斜面は「びわ」の栽培に適しており、「茂木びわ」という品種にもなっています。
ひとつひとつ丁寧に種をとり、ビワ本来の美味しさを閉じ込めてあります。
プルンとした食感、つるんとしたのどごし。
肉厚でしっかり主張する「びわ」本来の爽やかな風味が楽しめます。
角煮まんじゅう
角煮まんじゅうは、長崎伝統の卓袱料理の中のひとつである豚の角煮(東坡肉)をもっと手軽に食べられるようにと開発された食べ物で、発売当初からとても人気が高くいまや長崎名物として全国的にも知られています。
とろっと溶けるようなやわらかさで生地にはほんのり甘みがあり、そのバランスが絶妙だとして口コミでとても話題になりました。
世界各国から探し求めた角煮に適した豚バラ肉は、チリのアンデス高原豚。化学調味料を使わず時間をかけてだしのうま味を染み込ませています。
とろけるような豚の角煮を、ふわっと柔らかい生地で挟みこみました。
まとめ
長崎県のスイーツはどこか懐かしさ、素朴さがが感じられるものでした。
食べる側になって作られているお菓子はどれも「子を思う母が作る」スイーツのようでした。