香川県は四国の北東部にあり、南は讃岐山脈、北は瀬戸内海で、周辺には島々が点在しています。
金刀比羅宮、栗林公園、小豆島や瀬戸内海の島々に加え、海の幸と人気急上昇中の骨付鳥など小さな面積ながら観光客を魅了するうどん県は見どころ&食べどころの宝庫となっています。
ご当地グルメは本場の讃岐うどんはずせません。
かまど
厳選した手亡豆を使った黄味餡を、卵溶きの生地で包み、塩を炊くかまどの形に焼き上げた、讃岐を代表するお菓子です。
創業80年以上の歴史をもつ「名物かまど」は香川の製塩のかまどにちなんで考案され、長く香川で親しまれてきた銘菓です。
厳選された手亡豆と県産地卵の黄味をふんだんに使った上品な甘さのこだわりの黄味餡を、こだわりの皮で職人技でつつんでかまどのかたちに仕上げています。
季節ごとに四国讃岐の特産品をつかった季節ごとの「かまど」もあります。春には「桜かまど」、夏には「新茶かまど」、秋には「栗かまど」そしてバレンタインの季節には「チョコかまど」です。
クアトロえびチーズ
4種類のチーズをえびせんべいでサンドした新感覚のお菓子。
「志満秀」の創業は1950年(昭和25年)で、讃岐の地に産声をあげて70年弱の歴史を誇る老舗です。
新感覚のえびチーズサンド
フレンチ、イタリアン、中華、和食の4大料理をモチーフにしてあり、フレンチは「コンソメ×トリュフ」、イタリアンは「バルサミコ×マンゴー×ピスタチオ」、中華は「ラー油×松の実×中国山椒」、和食は「しょう油×山葵×椎茸」のチーズがサンドされています。
醤油チョコケーキ
濃厚なチョコレートケーキに、小豆島名産品の醤油を合わせたお菓子です。チョコレートケーキの甘さと、醤油のしょっぱさが絶妙にマッチしています。
香川県には醤油を使ったお菓子はいくつかありますが、醤油とチョコを組み合わせたケーキは珍しいです。
味はしっとりとしてガトーショコラのように濃厚。ほんの少しだけ醤油が感じられます。
小豆島ならではのインパクトあるお菓子です。
季節の大福
季節ごとに変わる旬の果物を使った大福は極上の逸品揃い。
高松市で創業して80年余りの老舗菓子店「夢菓房 たから」。
四季折々の旬のフルーツを使用した季節の大福が有名なお店で、休日には行列ができるほどの人気店です。
柔らかいお餅で旬のフルーツと自家製餡を1つ1つ包み込んでいます。
フルーツがとってもジューシーで、素材の美味しさを引き立てる自家製餡とのバランスが絶妙です。
エビラスク
海老ラスクは、サクサクとした海老塩味が楽しめるラスクです。
バターの風味と海老せんべいの味のコラボレーション。
上記の「クアトロえびチーズ」と同様、讃岐の老舗「志満秀」で作られています。
エビの風味をしっかり生かすためにも、エグ味の出るみそを丁寧に取り除いています。
ラスク専用の釜でじっくり時間をかけて焼き上げる事によって、海老の香ばしさはさらに高まります。
海老の香ばしい味と香りがしっかりとせんべいについてます。
ちょっとめずらしい海老味のラスクです。
かまどパイ
厳選したバターを使用したリーフパイです。
薄く伸ばしたパイ生地にクルミをのせ、ひとつひとつ手作業で巻いて出来上がる手間暇のかかったお菓子。1枚あたり直径10cmと、かなり大きめです。
パイを折りたたんだ形が渦のようになっています。
歯ごたえはザクザクとしていて、噛みごたえがあります。
バターが生地の隅々までいき渡ったしっかりとした食べ応えに、クルミの香ばしさがアクセントになっています。
揚げぴっぴ
讃岐うどんをさくっと揚げたお菓子。
うどんを油で揚げてある香川県の家庭では定番中の定番です。
こしの強い讃岐うどんを揚げると、サクサクとした軽い口当たりに。
食べだしたら止まらない。そんな香川伝統の味をお菓子にしたのがこの「揚げぴっぴ」。
お味は「しお味」「甘味」「骨付鳥味」の3種類。
「しお味」はおつまみに。かりんとうのような「甘味」はお茶うけに。ピリッと辛い「骨付鳥味」は大人のおやつに。
ツルっとそのまま食べておいしい「さぬきうどん」を惜しげもなく揚げて作っています。
まとめ
香川県のスイーツは地元名産のうどん・醤油・エビを使ったスイーツが多くありました。
食べる人の感覚によって風味が感じられたり、そうでなかったり。
ワイワイと食べたいスイーツですね。