茨城県(いばらきけん)は東京の北東に位置し、太平洋に面しています。
2 月下旬~3 月にかけて梅が咲き乱れる偕楽園で知られています。水戸市の西側にある笠間市は、花や龍の飾り彫りが施された笠間稲荷神社で有名です。
山の幸も海の幸も楽しむことができる茨城県は、農業産出額が全国二位。豊かな農産物の土壌と、海からの恵みである食材を使ったご当地グルメがたくさんあります。
水戸の梅
白あんやこしあんを求肥で包み、梅酢に漬け込んだシソの葉で巻き上げた和菓子。
茨城県水戸の銘菓で、名所である偕楽園の梅をモチーフとして作られた。
菓子の外観は丸い梅の果実に見立てた姿である。中身の餡は、白餡を使う店と小豆のこし餡の店がある。
丸みをおびた形は、梅の実をかたどっています。明治時代に誕生したと言われる歴史ある銘菓で、水戸のおみやげの代表格です。
甘じょっぱさがお茶うけにピッタリだそう。
一口噛みしめるだけでも、ふくよかな梅の香りが口いっぱいに広がります。
メロンバーム
「ファームクーヘン フカサク」は、県内でも、メロンの生産が盛んに行われている茨城県・鉾田(ほこた)市にあるメロン農家直営のバウムクーヘン専門店です。
「メロンバーム」は、1番美味しい時期に収穫した青肉メロンを新鮮なうちにピューレに加工したものを使用。最高級の小麦粉や、ブランド卵「ボリスブラウン」など厳選した材料にもこだわり作られたバウムです。
メロンの表皮をイメージしたパイ生地の中には、果肉を表現した15層のメロンバーム。
中心部分にはメロンようかんを詰め、編み目をメロンチョコレートで作り、本物に近い形を再現しています。
大みか饅頭
明治元年に創業した老舗で作られている「大みか饅頭」は、一度食べると病みつきになるお饅頭です。厳選された北海道十勝産の小豆を丹念にさらしたこし餡を、米の粉を主とした白い生地でやさしく包んだ上品な味わいが特徴です。
多い時には1日2万個も売れるという絶大な人気を誇る銘菓で、昭和天皇の御料菓にも供されました。創業以来守り続けている昔ながらの製法で作られており、保存料などは一切使用されていません。
ほどよい甘さと薄皮のモチモチが好評です。
はんじゅくちーず
つくばで大人気のお菓子屋さんでオススメなお土産がこの「はんじゅくちーず」です。フランス産のクリームチーズと新鮮な卵に、筑波山麓のしぼりたて牛乳がたっぷり使われたしっとりふわふわな食感の一口サイズのチーズケーキです。
パティスリー「ラ・コート・ダジュール」は1991年に創業。当初は洋菓子店としてこじんまりと営業されていたようですが、瞬く間に人気になり、1995年に移転。現在は南仏の一軒家を思わせる本店をはじめ、つくばに4店、土浦に1店を構え、茨城を代表するパティスリーになりました。
指で押さえると跡がつくくらいのふわふわ感、しっとり濃厚なお味。
ロングセラーの商品です。
元祖はま栗
鹿嶋市の新たな名物お土産として生まれました。
茨城県産の栗渋皮煮を使った餡とやわらかな求肥を、ハマグリをかたどった最中皮でサンドした和菓子です。
「丸三老舗」は、鹿島神宮の参道にて江戸時代から190年以上続く老舗の和菓子店。
「元祖はま栗」は、茨城名産の栗がたっぷり入った和栗あんに、はまぐりの身をイメージした柔らかな求肥を包み込んだ最中です。鹿島灘で獲れるはまぐりの形をした最中で、鹿島の名物土産として考案されたもの。5個詰め合わせは、茶色のネットに入っているユニークなパッケージで、第1回茨城おみやげコンクールでは、奨励賞に輝いています。
海風ほしいも
おみたまぷりん
多数のメディアでも紹介され、高額の商品にも関わらず数分で完売した伝統の「おみたまプリン」。
”おみたま”とは、2006年3月に、小川町・美野里町・玉里村が合併してできた新しい地名、小美玉市に由来します。
地元産の、品質の良い食材にこだわって作り上げた、最高級品のプリンです。
密飼いせず自由な環境で健康的に育てた元気な平飼い鶏の卵と、放し飼いで育てた牛の、風味豊かなノンホモ牛乳を厳選して使用。
焼き上げるときの温度管理も限界ギリギリの低温で徹底し、じっくりと焼きあげています。
自然の優しさが詰まったプリンは、焼き上がる際、自然とクリーム層とプリン層に分離するのが特徴。
2層のそれぞれの濃厚な味わいと柔らかくてなめらかな口当たりと贅沢な味わいはやみつきになります。
カラメルや保存料、添加物などは入っていないため、賞味期限は、製造日から5日となっています。
まとめ
茨城県のスイーツは見た目からも製造工程や誕生過程が気になるスイーツたちでした。
一つ一つが子供のように大切に作られ、披露して、人気となった過程を伺うことができます。