「フロマージュ(fromage)」とはフランス語で、チーズのことです。
フロマージュとはどんなケーキ?と思う方は多いでしょう。
日本の洋菓子店やカフェなどでチーズケーキを「フロマージュ」と呼ぶところもありますが、
本来の「フロマージュ」という言葉にはケーキの意味はなく、おしゃれな響きから、日本では使われ、定着したと言われています。
「フロマージュ」を注文すると、日本ではチーズケーキが出てくるかもしれませんが、フランスではチーズそのものが出てきます。
目次
フロマージュは1,000種類以上
フランスでは各地でそれぞれ特色あるフロマージュが作られ、人々の食卓を彩っています。
かつてシャルル・ド・ゴール大統領はフランスを「300種類のフロマージュがある国」と表現しました。しかし実際のフランスには、300種どころか1,000種類以上のフロマージュが存在しています。
フロマージュを使った言葉
- フロマジュリ(fromagerie) チーズの専門店、販売所、製造・販売会社
- ガトー・フロマージュ(gateau au fromage) チーズケーキ
- タルト・フロマージュ(tarte au fromage) チーズケーキ
- スフレ・フロマージュ(souffle au fromage) チーズスフレ
- フォンデュ・オ・フロマージュ(fondue au fromage) チーズフォンデュ
- プラトー・ドゥ・フロマージュ(plateau de fromages) チーズ盛り合わせ
★フロマージュ(チーズ)ケーキ
ガトー・フロマージュ(gateau au fromage)
フランス語で「チーズケーキ」という意味。
スフレチーズケーキは卵白を固く泡立てて生地と混ぜ、その力でスフレみたいに膨らませますが、スフレと同様、大変しぼみやすいです。
フロマージュ・ブラン(fromage blanc)
近年、日本でも人気のあるフロマージュ・ブラン(fromage blanc)は、フランス語で「白いチーズ」という意味の、牛乳が原料のフレッシュチーズです。フレッシュチーズとは熟成させないか、熟成させてもごく短時間にとどめておいたチーズのことで、くせがなく、さわやかな風味が特徴です。
フロマージュ・ブランは乳白色のなめらかなクリーム状のチーズで、フランスでは、赤ちゃんの離乳食としても食べられています。また、果物を加えて、デザートとして食べられることもあります。北フランスから南ベルギーにかけての地域が原産で、ヨーロッパでは一般的なチーズです。
フロマージュ・スフレ(fromage souffle)
フランス語のフロマージュ・スフレは「チーズスフレ」を意味します。
スフレ ( souffle) は、本来メレンゲ(卵白をしっかりと泡立てたもの)にさまざまな材料を混ぜてオーブンで焼いて作る、軽くふわふわとした料理やデザートのことです。
日本のチーズスフレは、チーズを使用したスフレ料理とは少し異なります。
メレンゲを加えた生地を湯煎焼きして作る、薄い黄色で軽いふわふわとした食感が特徴のチーズケーキのことを意味しているのです。
このスフレタイプのチーズケーキを海外で見かけることは、めったにありません。
フロマージュ・スフレは日本生まれのチーズケーキです。
★フロマージュお取り寄せ人気店
LeTAO(ルタオ)「ドゥーブルフロマージュ」
カットすると中は2層構造となっており、雪のようにとろけるレアチーズケーキと、しっかりとしたコクを感じるベイクドチーズケーキの組み合わせが、あなたの幸福感を高めてくれることでしょう。
まるたや「チーズボックス」
素材にもこだわり、決してほかでは味わうことのできないチーズケーキを実現。くどくなりすぎず、かといってあっさりだけでもない、まさに“いくらでも食べられる”チーズケーキです。
チーズガーデン「御用邸チーズケーキ」