プロテイン人気が増加中、プロテインのとらえ方は人それぞれ。
「運動する人のもの」「ダイエットに最適」「食事をプロテインに変えれば痩せられる」とのイメージが一般的。
その他にも、痩せている人が太りたい人や健康維持のために飲み続ける人にもプロテインの効果があるようで味や特徴、効果により数種類のプロテイン使いわけている人もいます。
プロテイン=たんぱく質は一度に大量摂取しても体内で有効に作用されません。
たんぱく質の1日の摂取基準量
日本人の食事摂取基準によると、一日に必要なたんぱく質は摂取エネルギーの13~20%が理想とされており、推奨量は、成人男性は一日60g、成人女性は一日50gとなっています。
1日に必要な【タンパク質・糖質】量(g)=
自分の体重(kg)×体重1kgあたりの【タンパク質・糖質】必要量(g)
プロテインのメリット
食事量を減らすことで不足しがちなタンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を補給できることです。これらの栄養素はエネルギー代謝にも関わっているため、不足すると代謝低下につながる可能性があります。
また、プロテインダイエットは、食事にプラスすると必要な栄養素が補給できるので、手軽に食事のバランスを整えることが期待できます。さらに満腹感を得やすいので、少し食事量を減らしてもストレスを感じにくく、継続しやすいというのもメリットとしてあげられます。
プロテインのデメリット
1食分をプロテインだけに置き換えたり、極端に食事量を減らすと一時的には体重の減量はありますが、通常食に戻るとリバウンドしやすくなったり、体調を崩す可能性があります。
過剰にタンパク質を摂りすぎにより、腎臓にも負担がかかる場合があります。
プロテインの取り入れ方
食事とプロテインの組み合わせて、1日5~6回栄養補給することが、効果的だと言われています。
運動後や食事の前にプロテインを摂取し、摂取カロリーを抑えた食事を行うことで、できるだけ筋肉量や代謝はキープしながら、健康的なダイエットが望めます。
あわただしい朝は、「プロテイン+低脂肪乳」をプラスすることでビタミン、ミネラル、タンパク質が補給できます。
外食をすると必要以上に脂質や炭水化物を多く摂ってしまいがちです。
そんな時は主食や脂ものは、1/3程度減らして、その分プロテインを摂るようにしてみましょう。
余分なカロリーをカットでき、外食時に不足しがちなビタミン、ミネラルもしっかり摂取できます。
自宅で食事は、食べる前する前にプロテインドリンクを飲むことで、食事量を無理なく抑えることが可能になります。
運動を意識するとさらなる効果
プロテインを摂取していても適度な運動は必要です。
痩せやすいカラダ作りは、筋肉を増やして、基礎代謝を上げることも大切。
基礎代謝が上がることでリバウンドもしにくくなります。
一駅分歩いてみたり、積極的に階段を使ったり、歩行量を増やしてみることからはじめましょう。
即効性のダイエットは体に負担を与えます。
無理な減量は控え、バランスの良い食事を心がけ、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどの足りない栄養素をプロテインで補給することです。
1つのプロテインだけでなく、味や種類を変え持続することが成功への近道でしょう。